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JSA
JSA
ソン・ガンホ

おすすめ度: 
メーカー: 東芝デジタルフロンティア
朝鮮半島を南北に隔てる板門店/共同警備区域=JSAの北朝鮮側歩哨(ほしょう)所内で、韓国側による殺人事件が発生し、韓国人の父をもつスイス軍女性将校ソフィアが捜査のため同地を訪れた。北と南、双方の意見の食い違いに彼女は大いに戸惑うが、やがて悲しくもむごい真実が画面で明らかにされていく…。 今も緊迫した関係が続く「南北の分断」をテーマにし、韓国の歴代興収記録をぬりかえた社会派エンタテインメントの大ヒット作。北と南の兵士たちが、それぞれ友情の念を抱いたことから起きてしまう惨劇。そんな皮肉をあますところなくとらえることで、民族の怒りと悲しみを浮き彫りにさせた意欲作でもある。南北の立場に挟まれ、次第になす術を失っていくヒロインは、実は事態を見守るしかない観客の代弁者でもあり、だからこそ余計につらく悲しい。(的田也寸志)
国? 人種? 敵? 味方? そんなものはくそ食らえだ!
(ネタバレなし)
コミカルなやり取りなども巧みに入れて、
まともにいけば、あまりにも重苦しすぎる
朝鮮半島の南北分断というテーマを、
わかりやすくピュアに描いています。
「シュリ」のようなハリウッドばりの
派手さやエンターテイメント性はありません。
どちらかというと地味です。
後味も決して、よいものではないです。
悲しく痛いものです(涙を誘う演出は施されていますが)。
個人的には涙が出る場面もありませんでした。
それでも、何とも言えない感動がズッシリと心に残りました。
敵・味方? 国家? 人種? 民族? 規律?
そんなものはくそ食らえだ!
……なんてことを思いました。
何度も観たいと思える映画ではありませんが、
自分にとって考えさせられる、
忘れられない映画になったのではないかと思います。
言葉で語り尽くせない程悲しい物語
日本にいる私たちは、38度線下がどういう状況なのかまったく知らない。
朝鮮戦争は、停戦状態であっていつ再燃してもおかしくない状況であることを知らない。
あまつさえ朝鮮戦争があったことすらしらないてももおかしくない。
国家レベルではお互いを認め合わずとも、個人レベルになると同じ民族であるが故、お互いの親睦が温まってもなんら不自然ではない。
が、あまりにも根深い憎悪の元に育った歴史を国連の調査団が、外科的措置で簡単に縫合できうるわけわない。
国を守るために個人を捨てなければならなかった兵士たち、その胸のうちに秘めた思いを事実の検証と名の元に悲劇へと発展させてしまうの姿は、見るに忍びない。
作品が南北どちらにも偏りなく描かれているのは好感が持てると同時に、緊張緩和が進んでいることの証明でもあるように映る。
純粋であった両軍兵士を演じきった俳優陣は賞賛に値するが、北朝鮮兵士を演じたソン・ガンホに秀でた演技力を観た。
身体的にも精神的にも衝撃的
韓国の俳優はアイドル扱いされていても結局はみんなが実力・才能
の持ち主なのだということが良く分かりました。映像的なの美しさ、
どこかユーモラスな台詞。観賞後、そういう面での感心はともかく、
その前にしばらく、純粋な感動と涙の波が、心に押し寄せてきます。
こんなにも辛く苦しい人間の心理を良くここまで描けたと思います。
韓国映画のレベルの高さを、改めてしみじみと感じられた作品です。







