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映画に愛をこめて アメリカの夜 特別版

映画に愛をこめて アメリカの夜 特別版

ジャクリーン・ビセット

映画に愛をこめて アメリカの夜 特別版

おすすめ度:

メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ


フェラン監督(フランソワ・トリュフォー)がハリウッドからジュリー・ベイカー(ジャクリーン・ビセット)を主演女優に招き、ニースの撮影所で新作映画『パメラを紹介します』を撮影している。しかし、停電で現像前のフィルムが駄目になったり、芝居がうまくできずに酒浸りになる脇役がいたかと思うと、仕事そっちのけで女ばかり追いかけ回す男優がいたり、スタントマンとスクリプターが駆け落ちしたりと、なかなか撮影ははかどらない…。
そんな映画撮影の日常をスケッチ風につづりながら、すべての映画を愛する人々に捧げられたフランソワ・トリュフォー監督の名作。タイトルの“アメリカの夜”とは、レンズにフィルターをかけて昼間の撮影でも夜のシーンに見せてしまうこと。それは即ち虚構の象徴であり、またそれこそが映画の魅力なのである。アカデミー賞外国語映画賞受賞。(的田也寸志)


映画愛に満ち溢れた全ての映画ファンのための映画!
 フランソワ・トリュフォーは、生涯25本の映画たちを生み出した。それらは、瑞々しく繊細でナイーブなラブ・ストーリーであったり、ハリウッド映画への純粋な憧憬から来るサスペンスであったりするのだが、そうした映画愛に満ち溢れた数多くの作品群の中でも、最も普遍的に映画ファンたちに支持されているのは今作ではないかと思う。「パメラ」と名づけられた映画のクランク・インからアップまでの、1本の映画が製作されていくその舞台裏での悲喜こもごものエピソードの断片は、人生に縮図とも思え、正にドラマチックで映画的だ。トリュフォーと公私共に親しかった我が敬愛する映画評論家山田宏一が述べているように、この映画のテーマは映画そのものと、映画を溺愛する者たちについて、である。トリュフォー扮する映画監督が劇中で語る「映画以外に、私たちの幸福はないのだ。」に、あるいは、ナタリー・バイのスクリプト・ガールが語る「私は、映画のために男を捨てても、男のために映画を捨てる気はないわ!」に、思わず胸が熱くなってしまう。

 正に、“トリュフォーの、トリュフォーによる、映画を愛する全ての者たちのための映画”、必見!!

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